somewhere

Dirty Old Men somewhere歌詞
1.蛍火

作詞:高津戸信幸
作曲:高津戸信幸

呪文にも似た口ずさむ弱音
蝋燭の火がぼんやりと滲み
消えそうに揺らぎ少年が不安げに映る
「もういいかな?」
そっと息をふく

人は哀しい、弱いモノですね
それでも人でありたいと願うから

傷つくとわかってるのにな
刹那に光る蛍火の中
すぐ消えるから必死に覚えた
連続する一瞬の想い
夏の終わり、片想う夜

掴めそうで決して掴めない
生きるって不思議
知らずに手をのばす

消えそうに揺らぐ少年が不安げに笑う
「まだ早いかな?」
そっと火を燈す

はかなくもろいな
初めての

人は哀しい弱いモノですね
それでも人でありたいと願うから

傷つくとわかってたのにな
刹那に光る蛍火の中
すぐ消えるから必死に覚えた
君に恋焦がれるこの想い

君の手を握れなかったんだ
刹那に光る蛍火の中
すぐ消えるから必死に覚えた
変わらないで君への想い
夏の終わり、片想う夜


2.心の傘

作詞:高津戶信幸
作曲:高津戶信幸

ほんの數秒 息を止め
試した 「未來」の意味を
答えなんかいらなかったんだ
明日はいらない 必要ない
見下ろす街並み 重くなる目こすって
時の流れに逆らおうとする
止まない雨に濡れ 乾かないこの心に
傘をさしてくれたのは…

背中に頰つけた君
この場所は妙に靜かで
「まるで世界に二人ぼっちみたいだね」
小さく零したんだ
見下ろす街並み 重くなる目こすって
時の流れに逆らおうとする
止まない雨に濡れ 乾かないこの心に
傘をさしてくれたのは
「時間が來た、もう行かなくちゃ」
無情にも君の表情が綺麗すぎて
うつむいたまま手をふったんだ

「今」と鬥う 勇氣がなくて
冷たかったんだよ 震えていたんだよ
でも今は違う
見下ろす街並み かすみだす目ぬぐって
「また會えるよね?」 不確かにうなずく
震えた約束が 變わろうとする明日に
傘をさした
出會えて全てが 「今」を映しだしたから
一瞬の氣持ちを 大切に思えた
殘された僕に傘をさしてくれたのは
背中に殘った わずかな溫もり


3.泣いてもいいかな

作詞:高津戶信幸
作曲:高津戶信幸

寂しくなったら掃ってきてもいいんだよ
苦しくなったら甘えてもいい
小さくなった君の言葉に
胸が痛いよ 泣いてもいいかな?

傷に效くのが笑顏だって
教えてくれたから
いつでもどんな時も笑顏
心がけたんだ
いつのまにか癖になって
隱すのが得意になって
わかってたけど わからないフリした
ありのままでさ いたいと願う程
傷ついてくんだ 自分らしさって何?
あたりまえの檻で 崩れてしまうんだ
胸が痛いよ ねぇ?
もう泣いたら 壞れちゃうから
辛くなるから 苦しくなるから
泣いても 變わらないなら
もう、泣かないよ 泣けないんだよ

君の手を引くその役目も
果たせそうにないな
氣づけば二人 深い傷を負って
生きてきた
變わらずにいられるモノ 探してきたけど
變わらないのは あの月くらいだね
一人にしないで 痛み、苦しみ、絆に
離れていても 繫がってられるから
小さくなった君の姿に 胸が痛いよ、ねぇ?

もう泣いても大丈夫かな?
辛くないかな? 苦しくないかな?
泣いたら 樂になるかな?
ねえ? 胸が痛いよ、ねえ

君に出會えた日から
僕の目に映る全てが
違ったんだ 輝いたんだ
でも、溺れてしまうのが 恐くて
もう泣いても大丈夫だよ
辛くないから 苦しくないから
無理に笑わなくてもいいよ 私の前では
二人の傷の重さを
背負えるかな 僕にできるかな?
君を幸せにできるかな?
胸を貸して 少し泣くから


4.残した君の夕影

作詞:高津戸信幸
作曲:高津戸信幸

泣いて泣いて
お願い通して
今頃きっとどこかで泣いてる
どうしたらいいのかわからないよ
魔法のトビラが
ゆっくりと開いてくれた

泣いて泣いて
駆け抜けたんだ
風になって名前を呼んだ
一人じゃない
君を抱きしめた
嬉しくてまた泣いたんだ
残した夏の夕影

カエルの合唱畦道
お化けはたぶん森にいる
手をとり大声で笑う
恐くないさ
冒険に出かけよう

迷う事もあるだろうし
辛い事もあるだろう
想い合うから
ケンカだってするんだよ
きっと

泣いて泣いて
その手を離した
意地を張って
わかってたのに
一人じゃない
言えたならば
こんなに苦しくなったり
しなかったんだろうな

どこにいるのかわからないし
助けたいけど無力なんだ
道を教えてよ
帰り道はわからなくてもいい

泣いて泣いて
お願い通して
今頃きっとどこかで泣いてる
どうしたらいいのかわからないよ
魔法のトビラが
ゆっくりと開いてくれた

泣いて泣いて
駆け抜けたんだ
風になって名前を呼んだ
一人じゃない
君を抱きしめた
嬉しくてまた泣いたんだ
残した夏の夕影


5.MY HERO

作詞:高津戶信幸
作曲:高津戶信幸

しかめっつらの女の子
赤い風船みたいに
大丈夫 一人でなんでもできるって
ふくれている
寂しがり屋はどこだ って
いかにもドジそうな男の子が
そこの君っ! 背中のファスナ一から
モンスタ一が顏を出してるよ
僕にまかせて
さぁ 裸足で轉げて夢中になって
リズム合わせてほら 踴ろう
さぁ 心中の淚を使い切って
バカみたいな大きな聲で笑おう

ちょっとこけて流した淚は
これ淚じゃないよ って言うの
泣くわけないじゃん マント見えるでしょ
ヒ一ロ一だよ
赤い風船が割れたみたいに
笑っちゃった女の子
ヒ一ロ一君 ほら 傷口を見せて
淚をためてこう言う 「まかせて」
あっ! 今笑ったでしょ 確かに笑った
僕のおかげだよね ねぇ
さぁ 心中の淚を使い切って
噓みたいな大きな聲で笑おう

踴ろうよbaby

さぁ 裸足で轉げて夢中になって
リズム合わせてほら 踴ろう
さぁ 心中の淚を使い切って
バカみたいな大きな聲で笑おう